ここではテキストボックス(TextBoxコントロール)の基本操作について紹介します。
目次
よく使うプロパティ
以下はTextBoxコントロールでよく使うプロパティの一覧です。
コントロール名 | 説明 |
---|---|
Enabled | コントロールを使用可能にするか使用不可にするかを設定します。 |
ImeMode | IMEモードを設定します。 |
MaxLength | 入力できる文字数を設定します。 既定値は32767です。 |
Multiline | 複数行のTextBoxコントロールにするかを設定します。 |
PasswordChar | パスワードの文字をマスクするために使用する文字を設定します。 |
ReadOnly | 読み取り専用にするかを設定します。 |
ScrollBars | 複数行のTextBoxコントロールにスクロール バーを表示するかを設定します。 |
TabStop | Tabキーでフォーカスを移すことができるかを設定します。 |
Visible | コントロールを表示するかを設定します。 |
文字列を設定する
現在のテキストに文字列を追加する(AppendTextメソッド)
Me.TextBox1.AppendText("-END")
文字列の選択を制御する
カーソルの位置を先頭にする(SelectionStartプロパティ)
Me.TextBox1.SelectionStart = 0
任意の位置を選択状態にする(Selectプロパティ)
' 2文字目から3文字を選択する
Me.TextBox1.Select(2, 3)
文字全体を選択状態にする(SelectAllプロパティ)
Me.TextBox1.SelectAll()
文字全体を選択を解除する(DeselectAllプロパティ)
Me.TextBox1.DeselectAll()
文字列の情報を取得する
文字数を取得する(TextLengthプロパティ)
Debug.Print(Me.TextBox1.TextLength)
選択されている文字を取得する(SelectedTextプロパティ)
Debug.Print(Me.TextBox1.SelectedText)
選択されている文字の開始位置を取得する(SelectionStartプロパティ)
Debug.Print(Me.TextBox1.SelectionStart)
文字列が選択されていない時は、カーソルの位置を示します。
選択中の文字数を取得する(SelectionLengthプロパティ)
Debug.Print(Me.TextBox1.SelectionLength)
以上、テキストボックス(TextBoxコントロール)の基本操作について解説しました。