ここではOracleのテーブルの情報を確認するSQL文について紹介します。
目次
テーブルの一覧を取得する
ユーザーがアクセスできるテーブルを取得する
現行のユーザーがアクセスできるテーブルを取得するには、「ALL_TABLES」を参照します。
SELECT * FROM ALL_TABLES ORDER BY OWNER, TABLE_NAME;
ALL_TABLESで取得できる主な情報は以下の通りです。
列名 | 説明 |
---|---|
OWNER | 表の所有者 |
TABLE_NAME | 表の名前 |
TABLESPACE_NAME | 表領域の名前 |
INITIAL_EXTENT | 初期エクステントのサイズ(バイト) |
NEXT_EXTENT | セカンダリ・エクステントのサイズ(バイト) |
MIN_EXTENTS | セグメント内で使用できるエクステントの最小数 |
MAX_EXTENTS | セグメント内で使用できるエクステントの最大数 |
PCT_INCREASE | エクステント・サイズの増加の割合 |
NUM_ROWS | 表内の行数 |
AVG_ROW_LEN | 表内の行の平均の長さ(バイト) |
データベース内のテーブルを取得する
データベース内のテーブルを取得するには、「DBA_TABLES」を参照します。
SELECT * FROM DBA_TABLES ORDER BY OWNER, TABLE_NAME;
DBA_TABLESで取得できる情報は、ALL_TABLESと同じです。
ユーザーが所有するテーブルを取得する
現行のユーザーが所有するテーブルを取得するには、「USER_TABLES」を参照します。
SELECT * FROM USER_TABLES ORDER BY TABLE_NAME;
USER_TABLESで取得できる情報はORDER列を除き、ALL_TABLESと同じです。
以上、Oracleのテーブルの情報を確認するSQL文について解説しました。