ここではWindowsのよく使うファイル操作のコマンドプロンプトについて紹介します。

CDコマンド

カレントドライブを変更する

内蔵ドライブのDドライブに変更する場合

C:\>CD D:

D:\>


外付けドライブのFドライブに変更する場合

C:\>CD /d F:

F:\>


カレントディレクトリを変更する

ルートディレクトリのworkに変更する場合

C:\>CD \work

C:\work>


DIRコマンド

ファイル名を一覧表示する

カレントディレクトリにあるファイルとサブディレクトリの一覧を表示する場合

C:\work>DIR


サブディレクトリも含めてファイルを表示する場合(/S)

C:\work>DIR /S


特定の拡張子を持つファイルだけを表示する場合

C:>DIR \work*.txt


名前順でファイルを並べ替えて表示する場合(/O:N)

C:\work>DIR /O:N


サイズの小さい順並べ替えて表示する場合(/O:S)

C:\work>DIR /O:S


ディレクトリでないファイルでサイズの小さい順並べ替えて表示する場合(/A-D)

C:\work>DIR /O:S /A-D


TREEコマンド

ディレクトリの構造をツリーで表示する

ディレクトリ構造を表示する場合

C:\>TREE C:\work


 ファイルも含めてディレクトリ構造を表示する場合(/F)

C:\>TREE C:\work /F


表示されるツリー構造を ASCII 文字を使って表示したい場合(/A)

C:\>TREE C:\work /A


COPYコマンド

単一ファイルをコピーする

ファイルを別のディレクトリにコピーする場合

C:\>COPY C:\work\sample.txt D:\Backup\

複数のファイルをコピーする

ワイルドカード(*)を使用して、複数のファイルをコピーする場合

C:\>COPY C:\work\*.txt D:\Backup\

上書きの確認なしでコピーする

上書き確認を表示せずに強制的にコピーする場合(/Y)

C:\work>COPY /Y a.txt b.txt

ファイルの結合する

複数のテキストファイルを1つに結合して新しいファイルに保存する場合

C:\work>COPY /A a.txt + b.txt join.txt


RENコマンド(RENAMEコマンド)

ファイルの名前を変更する

対象ファイルのファイル名を変更する場合

C:\work>REM A.txt B.txt

拡張子を一括して変更する

カレントディレクトリにある拡張子が .txt のファイルをすべて .bak に変更する場合

C:\work>REM *.txt *.bak


DELコマンド

ファイルを削除する

対象ファイルのファイルを削除する場合

C:\work>DEL A.txt

削除の確認を表示して削除する

削除の確認を表示して削除する場合(/P)

C:\work>DEL /P a.txt


以上、Windowsのよく使うファイル操作のコマンドプロンプトについて解説しました。