ここではSystem.IO.Fileクラスによるファイルの操作を紹介します。

System.IO.Fileクラスの使用例

ファイルの存在を確認する(Existsメソッド)

Dim fileName As String = "C:\temp\test.txt"
If System.IO.File.Exists(fileName) Then
    Console.WriteLine(fileName & "は存在します。")
Else
    Console.WriteLine(fileName & "は存在しません。")
End If


ファイルを移動する(Moveメソッド)

既に同じ名前のファイルが存在した場合はエラーになります。3番目の引数をTrueにすると上書きできます。

System.IO.File.Move("C:\temp\test.txt", "C:\temp\bak\test.txt")

' 3番目の引数をTrueにしたら上書きする
System.IO.File.Move("C:\temp\test.txt", "C:\temp\bak\test.txt", True)


ファイル名を変更する(Moveメソッド)

既に同じ名前のファイルが存在した場合はエラーになります。3番目の引数をTrueにすると上書きできます。

System.IO.File.Move("C:\temp\test.txt", "C:\temp\aaa.txt")

' 3番目の引数をTrueにしたら上書きする
System.IO.File.Move("C:\temp\test.txt", "C:\temp\aaa.txt", True)


ファイルをコピーする(Copyメソッド)

既に同じ名前のファイルが存在した場合はエラーになります。3番目の引数をTrueにすると上書きできます。

System.IO.File.Copy("C:\temp\test.txt", "C:\temp\test2.txt")

' 3番目の引数をFalseにしたら上書きしない
System.IO.File.Copy("C:\temp\test.txt", "C:\temp\test2.txt", True)


ファイルを置換する(Replaceメソッド)

3番目の引数は置き換え元のバックアップファイル名を指定します。置き換え元は削除されます。

System.IO.File.Replace("C:\temp\test.txt", "C:\temp\test2.txt", "C:\temp\test.bak")


ファイルを削除する(Deleteメソッド)

System.IO.File.Delete("C:\temp\test.txt")


以上、System.IO.Fileクラスによるファイルの操作について解説しました。