ここではOracleのユーザーの変更と削除について紹介します。

ユーザーの情報を変更する

パスワードを変更する

ユーザーのパスワードを変更するには、「ALTER USER ~ IDENTIFIED BY ~」を使用します。

構文

ALTER USER {ユーザー名} IDENTIFIED BY {変更後パスワード};


以下はsampleユーザーのパスワードを変更するALTER USER文です。

ALTER USER sample IDENTIFIED BY new_pass;


ユーザーをロックする

ユーザーをロックするには、「ALTER USER ~ ACCOUNT LOCK」を使用します。

構文

ALTER USER {ユーザー名} ACCOUNT LOCK;


以下はsampleユーザーをロックするALTER USER文です。

ALTER USER sample ACCOUNT LOCK;


ユーザーのロックを解除する

ユーザーをロックを解除するには、「ALTER USER ~ ACCOUNT UNLOCK」を使用します。

構文

ALTER USER {ユーザー名} ACCOUNT UNLOCK;


以下はsampleユーザーをロックを解除するALTER USER文です。

ALTER USER sample ACCOUNT UNLOCK;


ユーザーを削除する

ユーザーを削除するには、DROP USER文を使用します。

構文

DROP USER {ユーザー名} [CASCADE];

※CASCADEを指定すると、そのユーザーのスキーマ内にあるすべてのオブジェクトを削除できます。


以下はsampleユーザーを削除するDROP USER文です。

DROP USER sample CASCADE;


以上、Oracleのユーザーの変更と削除について解説しました。